当時ダイヘンでは全グループに渡る間接材購買を一元管理する必要があったが購買プロセスの可視化ができておらず、各部署の発注内容の適正確認も難しい状態で、経理部門においても伝票処理業務の工数削減、並びにペーパーレス化など多くの課題を抱えていた。

購買システム導入にあたっては類似サービスを提供する複数社との比較検討を行い、最終的にソロエル購買システムがこれらの課題を解決すると共に、ソロエル株式会社は将来に渡り共通目的に向かって一緒に改善努力を続けていける相手だと判断し導入を決定した。導入結果として上記課題の解決が大きく進み、更なる利用拡大を目指している。

ソロエル購買システムの導入により、領収書や請求書の支払業務削減を実現し、業務効率化とペーパーレス化を推進する事ができた。

ソロエル購買システムの導入により支払業務の効率化やコンプライアンス強化が進んでいるが、パンチアウト接続※可能なECサイトが増加する事で、商品点数の増加など利便性の向上とともに連携システムの仕様面で課題が生じるECサイトも出てきた。すべてに共通したシステムを作っていくことは大変難しい問題であるが、ソロエルはそうした問題を真摯に受け止め丁寧に改善努力を継続している。その結果、更に進化した購買システムへの飛躍が可能であると期待しており、われわれユーザやサプライヤにとっても更なる利用価値向上につながると考えている。将来的には単に間接材購買のツールとしてだけでなく、ソロエル利用企業全体の購買量を背景にした購入単価低減にも踏み込み「安く」「早く」「簡単に」間接材を調達できる先進のプラットフォームへの進化を目指して頂きたい。

※パンチアウト接続・・・購買システムと各社ECサイトをシームレスに連携し、スムーズな商品検索、発注を実現する機能。